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子どもの時間に関するフランス市民会議、20の提案を採択

2025年11月23日、フランスの「子どもの時間に関する市民会議」(Convention citoyenne sur les temps de l'enfant)の無作為に選ばれた133人の委員は、大統領の要請を受けてCESEが主催した会議において、最終報告書を採択し、20の提案をまとめた。これには、思春期の生徒の登校時刻を午前9時とすることや、15歳未満のソーシャルメディア利用を禁止することが含まれる。

Polity Atlas 編集部公開日:2025年11月23日
原典Conseil économique, social et environnemental (CESE)Conseil économique, social et environnemental (CESE) で読む ↗

何が起きたか。 エマニュエル・マクロン大統領は2025年5月2日にこの市民会議を発表し、経済・社会・環境評議会(CESE)に運営を依頼した。首相は、「子どもの日々の生活におけるさまざまな時間を、学習、発達、健康をよりよく支えるものにするには、どのように組み立てるべきか」という問いを設定した。委員は2025年6月から11月にかけて、週末に7回の会合を開き、80人を超える専門家や実務家から話を聞いたほか、約30の地域ワークショップと、12~17歳の子ども20人で構成されるパネルを参考にした。11月23日、最終報告書を採択した(CESE)。CESEの各ページでは、委員数は段階によって130人、133人、140人と記されており、最終投票の人数として示されているのは133人である。

何を提案したか。 報告書は、子どもの生活が、成人側の都合を軸に組み立てられた学校、放課後、課外活動、自由時間へと分断されていると述べている。20の提案には、青少年の登校時刻を午前9時とするなど、学校で過ごす日の負担を軽減すること、週5日制の導入、学校暦の見直し、15歳未満のソーシャルネットワーク利用の禁止、働く親に「真の親になる権利」を保障することが含まれる。併せて採択された原則には、子どもを暴力から守ること、心身の健康を優先すること、社会的・地域的格差を縮小すること、教育関連職の再評価、少人数学級が含まれる。

背景。 CESEが主催する全国規模の市民会議としては3回目で、先行するのは気候市民会議(2019~2020年)と、人生の終末期に関する市民会議(2022~2023年、委員184人)である。2021年の改革により、CESEはフランスにおける市民参加の制度的な拠点となった。気候市民会議の遺産は一様ではない。政府の独自の進捗追跡と独立評価では、提案が意図どおりに採用された数について見解が一致していない。

なぜ重要か。 フランスは、無作為に選ばれた市民による会議を、単発の政治的ジェスチャーではなく、憲法上の機関が運営する反復可能な手続きへと変えつつある。問いを設定するのは依然として行政府であり、成果も助言にとどまるため、採用されるかどうかが重要な試金石となる。

今後の注目点。 政府による正式な回答、学校生活の時間配分やソーシャルメディアに関する提案が立法または規制に結びつくかどうか、そして2026年に始まった公的財政に関する会議など、CESEが独自に発案する会議が大統領の委託による会議と同じ注目を集めるかどうか。