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EU司法裁判所:自動化された信用スコア自体が「自動化された決定」になりうる

2023年12月7日に判決が出されたSCHUFA事件(C-634/21)で、EU司法裁判所は、第三者が契約上の判断に際してスコアを強く参照する場合、自動化されたスコアはGDPR第22条の対象となりうると判示しました。

Polity Atlas 編集部公開日:2023年12月7日
原典Court of Justice of the European UnionCourt of Justice of the European Union で読む ↗

何が起きたか。 ドイツの行政裁判所が、信用情報機関による返済確率スコアの自動算出そのものが「自動化された個人に対する意思決定」にあたるかどうかを照会しました。EU司法裁判所は、スコアの送付先である第三者が、契約の締結、履行または終了の判断にあたってそのスコアを強く参照する場合には、これにあたると答えました。

なぜ重要か。 GDPR第22条第1項は、法的効果または同様に重大な影響をもたらす、完全に自動化された処理のみに基づく決定の対象とされない権利を個人に与えています。この判決は、最終的な決定だけでなく、その準備段階のスコアリングもこの保護の発動要件となりうることを意味します。事案は民間の信用情報機関に関するものでしたが、何が「決定」にあたるかについての判断の理由づけは、自動化されたスコアが公的・私的な決定に用いられる場面すべてに関わります。

注目点。 各国の当局や裁判所がこの判決をどのように適用するか、また高リスクシステムに関するEUのAI法の規定とどのように相互作用するかです。